当日は雨が心配されましたが、応募した学生や会社員、主婦など老若男女11名が受講しました。前半は、講師のデータベース部員が操作方法を中心に説明。現代の言葉で創刊号(明治7年、1874年)から現在まで140年以上の記事を検索できる特徴には、「これは便利」と言う声も上がっていました。
また、「ヨミダス」で昔の広告も検索できる例として、花王石鹸の有名な三日月マークの変遷を紹介。明治・大正時代は右向きだった三日月の顔が、昭和の途中に左向きに変わったのを広告で確認しました。ところが偶然、受講者に「データベースを仕事に役立てたい」という花王の社員の方がいて、一段と「ヨミダス」に興味を持ってくれたようでした。
講座後半は、クイズ形式で楽しみながら記事検索を体験。キーワードや日時などを工夫しながら情報収集のコツを学びました。「1966年に来日したビートルズが羽田空港到着時に来ていた衣装は?」「30年以上前に千葉県内の寺で飼っていたトラが逃げ出して大騒動になったが、その寺の名称は?」などといったクイズに、受講者の皆さんは「テレビで見たことある」とか「その事件いつだったかな」と懸命にキーボードをたたき検索。答えを探し当てて、「そうだったのか」などと皆さんナットクの様子でした。
1時間半の講座の最後はフリー検索の時間。操作に慣れてきた受講者の皆さんは、古里・千葉県版のニュースや自分の誕生日の紙面など思い思いの記事を検索し、情報の“サーフィン”を楽しんでいました。
弊社では、「ヨミダス」を利用する公共図書館や大学図書館などと協力いただき、ヨミダスの活用講座(無料)を開催しています。
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