読売新聞

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昭和34年(1959年)1月26日付 「もう出来ていたプラスチックの家 京都の工芸家が妻と協力組み立て」

 今から50年以上も前にオールプラスチックの家を自力で建てた夫婦がいました。京都在住の工芸家・井上彦之助さんと妻の康乃さん。「軽くて丈夫、そのうえ美観上もスマート」ということで、康乃さんが設計し彦之助さんが組み立てて、半年ほどかけて完成させました。玄関、日本座敷、台所、家具調度品まで一切がプラスチックで作られており、クギや木材、鉄材は全く使用していないと紹介されています。早稲田大学理工学部建築学科の十代田教授も「実際に住むためにつくられたのは世界でも初めてでは」「屋内の温度、湿度の統計をとってもらい、研究の資料にしたい」と期待を寄せています。この家がその後どうなったのかは残念ながら不明です。「プラスチック住宅 新技術」でキーワード検索を。(は)

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