読売新聞

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明治39年(1906年)11月13日付~11月20日付「樺太の漁業」全5回

 名著「遠野物語」(明治43年=1910年発表)で知られる柳田国男は、「日本民俗学の祖」とは別に高級官僚という“顔”も持っていました。明治39年11月、法制局参事官だった柳田は「樺太の漁業」というタイトルで5回にわたって読売新聞に談話を寄せています。当時、日本の領土になったばかりのサハリン南部の視察報告で、「樺太の行政」「漁業者の種類」「収獲魚の種類」などについて詳しく語っています。
 それから110年後。平成28年(2016年)5月4日付の「柳田国男が集めた石器、土器 国立歴史民俗博物館で公開」という記事によると、千葉県の同博物館で開催された特集展示「柳田國男と考古学」で展示された石器には、1906年発行の新聞に包まれたものもあったそうです。官僚と学者の顔が現代によみがえるような、ロマンをかきたてられる話です。それぞれ「樺太の漁業 柳田国男」「柳田国男 石器 国立歴史民俗博物館」で検索を。(は)

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