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昭和45年(1970年)4月27日付「ヨーロッパで活躍 指揮者・バーンスタイン 劇場音楽に意欲」

 今年は20世紀を代表する音楽家、レナード・バーンスタインの生誕100周年にあたります(1918年8月25日生まれ)。この記事では、当時51歳のバーンスタインが自らの音楽観を率直に語っています。「(作曲家として)劇場と関係のある音楽に昔から関心があった。交響曲は万能の形式ではないし、もはや恐竜のような前時代的な存在になったと思う。交響曲が相手にされなくなった時期を明示するとしたら、マーラーが死んだ時でしょう。(中略)彼の交響曲がきわめて悲劇的なのも、彼の愛していた音楽、つまり交響曲への離別の念が感じとれるからでしょう」。ニューヨーク・フィルの常任指揮者を辞任して解放感はあるかという質問には、「オーケストラになごりは尽きない」と答えつつ、「いまなら、半年指揮を休んでクロスワード・パズルか何かやって過ごしたいと思えば、それは可能だし、またこれは人間が望みうる最高のゼイタクだと思います」と、ウィットあるコメントをしています。「バーンスタイン 劇場音楽」でキーワード検索を。(も)

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