読売新聞

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昭和61年(1986年)6月12日付「切り口がセクシー いま、いちご大福」

 そろそろイチゴが店頭に並ぶ季節になってきました。いちごといえば、ショートケーキが思い浮かびますが、もうひとつ、最近はいちご大福もすっかり定番ですね。記事はいちご大福登場の1年後に書かれたもので、その由来や魅力を詳しく解説しています。まずは誕生までの経緯。1985年、東京・曙橋の和菓子屋さんが、和菓子ブーム到来を予想して、ケーキの素材として最も人気のあるいちごと代表的な和菓子の大福を組み合わせたそうです。形状はごく普通の豆大福。味は「抑えたあんの甘さと、いちごの甘酸っぱさのクロスオーバーがなんとも言えずファッショナブル」。そのせいか売れ行きも絶好調で、1日1000個以上売れる人気商品に。そして食べ方。「いきなり口に運ぶようでは、流行遅れ。きれいな包丁で、すうーっとまん中から二つに割る。白い皮、あずき色のあん、シンにいちごの赤。はっとするようなセクシーな切り口を見ずに、食欲のままに食べてしまうのは悲劇だ」と、記事はいささか興奮気味に結ばれています。キーワード検索は「切り口」「いちご大福」で。(も)

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