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ヨミダス

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昭和の地域版

読売新聞では現在、沖縄を除く46都道府県の地域版を製作しています。

地域版は、事件・事故はもちろん、県や市町村の予算、選挙、お祭り、話題のスポット、地元で活躍する人物の横顔など、その町で生活する人が知っておきたい情報がいっぱいです。

明治・大正・昭和時代の収録ページ数が5倍強

地域版のうち、マイクロフィルムの形態で残っている1933年(昭和8年)以降の276万ページを電子画像としてデータ化したものがオプション「昭和の地域版」です。ヨミダスの明治・大正・昭和時代の収録ページ数は従来の5倍強となりました。東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城ではキーワードが付与され詳細な検索が可能です。

地域の歩みを知る第一級の資料です。 収録記事の詳細

あふれる郷土愛

たとえば、1972年(昭和47年)長崎版の「長崎の女(ひと)」という年間企画連載では、意識調査を行い「おとなしく人情豊か」と分析、郷土の女性像を探り出しています。

地元ニュースはより詳しく

地域にとってうれしいニュースは大きく扱います。1973年(昭和48年)11月15日付の山口版では関門橋開通を喜びの声とともに大々的に報じています。

世界のスターもはじめは古里のヒーロー

きめ細かくニュースがキャッチできるのも地域版の強みです。有名人がまだ郷土のスターだったころの初々しい写真を見ることもできます。

社会の変化も地域から

時代の空気を敏感に映し出すのも地域です。1971年(昭和46年)1月1日付の神奈川版では、9か月で児童数が8倍に増えた小学校を紹介しています。紙面から当時の地域の勢いが感じられます。

このように地域版には社会の変化を敏感に察知した記事が豊富にあります。また、記者は担当する地域に暮らしながら毎日ニュースを探しています。記者もその町の住民のひとりです。そのため、全国版に比べ、読者と記者の距離が近く、暮らしに根ざした記事が多いのも魅力のひとつです。

全国版が“鳥の目”とすると、地域版は“虫の目”といえるかもしれません。環境の変化にいち早く気づき、お知らせしています。ぜひ、ヨミダスの「昭和の地域版」で、町の歴史を掘り起こしてみてください。

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